藍染と蜜蝋
先日綿の布を藍染し、蜜蝋ラップをつくってきました。
藍染の濃い色が好きで、このような機会に恵まれたこと嬉しく思います。
今回訪れたのはJR藤野駅から車で数分行った山の中にある"あをの用"さん。
古民家で趣のある建物です。
入り口には藍染された布が風になびいてます。
入り口を入ると4つの甕があります。
ここで藍染をします。
まずはしろの布に蜜蝋で柄を描きます。
濃く蜜蝋をのせると白
薄くのせると淡く藍で染まります
さてこれがどのように仕上がるか未知の世界に興味津々です。
藍には2度浸しました。
引き揚げた後に色が刻々と変化する様はみてて楽しいです。
1度洗って湯の中で描いた蜜蝋を落とし乾かします。
このような色に染まりました。
どこか懐かしいノスタルジーな色に感じました。
昔の人たち藍染することでなのな強度があがるため、藍染していたという話が印象的でした。
私たちは好きであの色を選びますが、
以前とは目的がちがったようです。
長く使え、環境にも良いですね。
次は蜜蝋でコーティングをして、蜜蝋ラップにします。
今回は蜜蝋、ホホバオイル、松脂を使用しました。
今回使用した蜜蝋は
"地水火風"さんが販売している天山蜂蜜 森羅万象の蜜蝋を使わせていただきました。
この蜂蜜は中国の天山山脈に自生する1年で2週間しか咲かないタンスンという花から採蜜されています。
すこしいただきましたが、雑味がなく洗練さ れた味です。
すっと口の中で溶けてなくなりました。
蜂蜜の甘い香りがする蜜蝋です。
良い香り。
全てを温めて溶かし、全体に伸ばせば完成です。
色がひとまわり濃くなりました。
私の好きな色です。
この後藍のお話色々伺って帰路につきました。
あをや用 石井さん
地水火風 河野さん
ありがとうございました!
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